MEMBER社員紹介

20代の頃は、警備員や物流センターの作業員など、アルバイトを転々としていた私。

30代を目前に控えたタイミングで、「そろそろ手に職をつけたい」と考え、北菱冷熱の選考を受けました。最終面接では、自分自身の長所と短所について聞かれ、短所として「細かいことを気にし過ぎてしまう性格」を挙げたのですが、そのとき社長に「細かいことに気が付く丁寧さ、慎重さは長所だよ。北菱冷熱での仕事に活かしてほしい」と言われ、感動したことを覚えています。

また、未経験からキャリアをスタートし、立派に活躍している先輩も多いと聞き、「自分にもできるかも」と、入社を決意しました。現在は入社3年目。

今年度から班長として、助手である後輩と2人1組で現場を回っています。主に受け持っているのは、空調設備の定期点検。動作に問題がないかチェックし、フィルター清掃を行います。

点検中に故障箇所を発見し、その場でスムーズに修理できたときには、自分の成長を感じて嬉しくなります。

助手として先輩の補佐を行っていた昨年、オフィスビルに設置されている20台以上の室内機を分解し、すべての部品を洗浄してから、再び組み立てる作業を担当しました。

この作業において難しいのは、洗浄後の組み立て。
手順をひとつでも間違うと、最初からやり直しになります。先輩から手順を教わった後、自力で組み立てることに。当時の私にとっては未知の部品ばかりでしたが、分解前の写真を確認しながら、ミスなく組み立てられたときには、大きな達成感を覚えました。室内機の構造を理解する良い機会にもなり、この経験があったからこそ、サービスマンとしてステップアップできたのだと思っています。

今後、挑戦したいと考えているのは、室外機に搭載されているコンプレッサーの修理。コンプレッサーは空調設備の心臓部であり、修理する場合、溶接などの高度な作業も発生します。

今は、コンプレッサー修理を得意とする先輩に積極的に質問し、知識を蓄えているところ。できることを着実に増やし、会社に大きく貢献できるプロフェッショナルを目指したいです。